精選版 日本国語大辞典 「挙て・上て」の意味・読み・例文・類語
あげ‐て【挙て・上て】
※大智度論天安二年点(858)「天下国土、称(アケ)て知りぬべし」
② 多くのものを一つ一つとり立てていう場合に用いる。いちいち。
※大慈恩寺三蔵法師伝院政期点(1080‐1110頃)八「凡そ紕(まが)ひ紊(みだ)れたる所、胡(いか)んぞ勝(アケ)て言ふ可けむや」
※太平記(14C後)一三「其の位に居する例不レ可二勝計一(アゲテかぞふ)」
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