持回り閣議(読み)モチマワリカクギ

デジタル大辞泉 「持回り閣議」の意味・読み・例文・類語

もちまわり‐かくぎ〔もちまはり‐〕【持(ち)回り閣議】

閣議を招集せず、首相から閣議書を各大臣に回し署名を得て閣議決定とすること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の持回り閣議の言及

【閣議】より

…週2回の定例閣議のほかに臨時閣議もあり,ともに全閣僚の出席が原則。しかし緊急時や定例・定型的事務決裁等には,閣議書を持ち回って閣僚の署名をとる,持回り閣議も行われる。意思決定は第2次大戦以前から全会一致が慣例である。…

※「持回り閣議」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」