拙陋(読み)セツロウ

デジタル大辞泉 「拙陋」の意味・読み・例文・類語

せつ‐ろう【拙×陋】

[名・形動]へたでみにくいこと。また、そのさま。
「―を顧みずして、自ら書き綴れり」〈蘭学事始

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「拙陋」の意味・読み・例文・類語

せつ‐ろう【拙陋】

〘名〙 (形動) つたなく卑しいこと。見識などが狭くかたくなであること。また、そのさま。拙劣
蘭東事始(1815)下「されども、人に託しては我本意も通じがたく、已事なく拙陋を顧ずして、自ら書綴れり」
※美術真説(1882)〈フェノロサ〉「拙陋疎醜のものを謝絶せず玉石併列する」

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普及版 字通 「拙陋」の読み・字形・画数・意味

【拙陋】せつろう

浅陋

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