拉鬼体(読み)らっきてい

精選版 日本国語大辞典 「拉鬼体」の意味・読み・例文・類語

らっき‐てい【拉鬼体】

〘名〙 藤原定家がたてた和歌十体一つ。強いしらべの歌。のち、能楽風体にも用いられた語。拉鬼様。→十体(じってい)②(ハ)。
毎月抄(1219)「かやうに申せばとて必ず拉鬼躰が歌のすぐれたる躰にてあるには候まじ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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