抜道・抜路(読み)ぬけみち

精選版 日本国語大辞典 「抜道・抜路」の意味・読み・例文・類語

ぬけ‐みち【抜道・抜路】

〘名〙
① 本道以外の近道。通り抜けられる裏道間道。また、逃げ道。
※俳諧・若狐(1652)第三「たづねしらばや山のぬけ道 いかにしてかねのつるにはつきなまし」
② のがれる手だて。いいぬけの方法。逃げ口上。口実
浮世草子・好色盛衰記(1688)一「大臣是は命惜み、ぬけ道(ミチ)なるべし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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