抜衆(読み)ぬけしゅう

精選版 日本国語大辞典 「抜衆」の意味・読み・例文・類語

ぬけ‐しゅう【抜衆】

〘名〙
① 他の者より一段とすぐれていること。群を抜いて美しいこと。また、その人。
評判記・役者評判蚰蜒(1674)藤田小平次「やしない君のぬけ州(シウ)を、あのごとくみがきたてたる誰がしよいぞや」
※評判記・難波の㒵は伊勢白粉(1683頃)二「又ひとりぬけしうどっこいもはや見わたしには」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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