デジタル大辞泉 「抜き出づ」の意味・読み・例文・類語 ぬき‐い・ず〔‐いづ〕【抜き▽出づ】 [動ダ下二]1㋐現れ出る。「御寺のかたはら近き林に―・でたる筍たかうな」〈源・横笛〉㋑ひいでる。ぬきんでる。「容貌のすぐれたるにも百千の中に―・でたると」〈色道大鏡・一〉2㋐抜いて出す。引き抜く。「剣大刀つるぎたち鞘さやゆ―・でて」〈万・三二四〇〉㋑選び出す。選抜する。「すぐれたる限り―・で給ふめりしかば」〈増鏡・おどろの下〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例