デジタル大辞泉
「把住」の意味・読み・例文・類語
は‐じゅう〔‐ヂユウ〕【把住】
[名](スル)
1 とらえとどめおくこと。
「窈然として同所に―する趣で嬉しいのである」〈漱石・草枕〉
2 禅宗で、師が弟子を指導するとき、向上させるために、弟子のもつ誤った考えを打破・否定して、困惑・絶望に追いこむこと。
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は‐じゅう ‥ヂュウ【把住】
〘名〙
※哲学階梯(1887)〈今井恒郎訳〉一「其観察せらるるものを
意識に把住し」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報