技量・伎量・伎倆(読み)ぎりょう

精選版 日本国語大辞典 「技量・伎量・伎倆」の意味・読み・例文・類語

ぎ‐りょう ‥リャウ【技量・伎量・伎倆】

[1] 〘名〙 物事を行なったり扱ったりするうでまえ。手なみ。手腕(しゅわん)
四河入海(17C前)一七「我平生以文章は曹植なんどに同く思たが、衰老して技倆も尽て今可咲ぞ」 〔旧唐書‐司空図伝〕
[2] 〘形動〙 強くてたくましいさま。強健。
経覚私要鈔‐享徳二年(1453)四月二二日「御洗尼公被来、献小盃了。八十余歳人也。義量義量」
サントスの御作業(1591)二「イママデワ サモ guiriǒni(ギリャウニ) シテ、カイガイシク、イカニモ ツヨキ ナンシノ ヨソヲイヲ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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