打鮑(読み)うちあわび

精選版 日本国語大辞典 「打鮑」の意味・読み・例文・類語

うち‐あわび ‥あはび【打鮑】

〘名〙 アワビの肉を薄く長く切り、延ばして干したもの。儀式の席などに酒の肴(さかな)とした。のしあわび。うちのしあわび。
※金刀比羅本平治(1220頃か)下「しろかねのうち敷にうちあはびを六七八ほんがほどおかせたまひ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android