打行(読み)うちゆく

精選版 日本国語大辞典 「打行」の意味・読み・例文・類語

うち‐ゆ・く【打行】

〘自カ四〙 (「うち」は接頭語) 進んで行く。また、「うち」は「馬をむちうつ」意で、馬で行くことをいうかと考えられる場合もある。
万葉(8C後)一七・三九五四「馬並めていざ宇知由可(ウチユカ)な渋渓(しぶたに)の清き磯みに寄する波見に」

うち‐おこな・う ‥おこなふ【打行】

〘他ハ四〙 (「うち」は接頭語) 仏道を修行する。勤行(ごんぎょう)する。
※枕(10C終)一一九「うちおこなひたるあかつきの額(ぬか)など、いみじうあはれなり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「打行」の読み・字形・画数・意味

【打行】だこう

やくざ

字通「打」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報