精選版 日本国語大辞典 「打置」の意味・読み・例文・類語
うち‐お・く【打置】
① 物などをある位置にひょいと据える。
② そのままの状態にして触れないでいる。そのままさしおく。
※観智院本三宝絵(984)中「咒をもちて神をしばりて谷のそこにうちおきつ」
③ 落ち着かせる。のんびりさせる。
※俳諧・本朝文選(1706)三・譜類・百鳥譜〈支考〉「さらば此ふたつのものを我友となさば、打をきたる心のいとまもなからん」
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