打潰(読み)ぶっつぶす

精選版 日本国語大辞典 「打潰」の意味・読み・例文・類語

ぶっ‐つぶ・す【打潰】

〘他サ五(四)〙 (「ぶっ」は接頭語) 「つぶす(潰)」の俗語的表現
※雑俳・柳多留‐初(1765)「大つづみ茶食の胴をぶっ潰し」
※ブラリひょうたん(1950)〈高田保科学信仰悪魔の説だとしてそれをぶっつぶすために教会は大童となった」

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世界大百科事典(旧版)内の打潰の言及

【打毀】より

…打壊とも書き,打潰(うちつぶし),打崩(うちくずし),ぶっこわしなどともいう。江戸時代,百姓・町人の中下層身分による大庄屋・庄屋層,地主・在方商人・都市富商などの豪農商の家屋・家財・生産用具類を破壊し,被害を与えた闘争手段で,近世の階級闘争のなかで最も激化した形態の一つである。…

※「打潰」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」