手透・手隙(読み)てすき

精選版 日本国語大辞典 「手透・手隙」の意味・読み・例文・類語

て‐すき【手透・手隙】

〘名〙
① 手があいていること。仕事がきれてひまになること。てあき。
※両足院本山谷抄(1500頃)八「此間手すきをして、楽みと思たは」
※春の城(1952)〈阿川弘之〉三「手空(テス)きの女の人が、〈略〉柳行李を一つ、庭先へ持ち出して」
将棋で、次の手で詰みがあるという着手

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