手蓋(読み)テガイ

デジタル大辞泉 「手蓋」の意味・読み・例文・類語

て‐がい【手蓋】

籠手こて異称

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「手蓋」の意味・読み・例文・類語

て‐がい【手蓋】

〘名〙 武具籠手(こて)のこと。ておおい。
※長門本平家(13C前)一二「一の刀には手がひをつき」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の手蓋の言及

【籠手(小手)】より

…また先端の手首より先の手甲を覆う部分を手覆(ておおい)という。籠手は古くは手纏(たまき),室町時代には手蓋(てがい)ともいった。古墳時代から用いられ,時代とともにより精巧に,機能的になった。…

※「手蓋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」