精選版 日本国語大辞典 「手籠」の意味・読み・例文・類語 て‐かご【手籠】 〘名〙 手にさげて持つようにつくった小さな籠。〔羅葡日辞書(1595)〕※浮世草子・好色一代男(1682)五「折ふし山がつの手籠(テカゴ)に入、檎楜(りんご)の盛を見せける」 て‐ごも・る【手籠】 〘自ラ四〙 手がこんでいる。精巧である。※浄瑠璃・猫魔達(1697頃)三「是傾城のいしゃうを見給へ、手ごもる事はなけれ共、だての花ぞめ色もやう」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報