手慰(読み)てなぐさみ

精選版 日本国語大辞典 「手慰」の意味・読み・例文・類語

て‐なぐさみ【手慰】

〘名〙
手先で物をもてあそぶこと。手すさび。
※三体詩幻雲抄(1527)「閑字はいたづら江辺に手なくさみに採蘋女伴をさそうて神にすすむるぞ」
博打(ばくち)賭博
※虎寛本狂言・縄綯(室町末‐近世初)「当りの若い衆寄合て、手なぐさみを致いて御ざれば」
手淫自慰

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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