精選版 日本国語大辞典 「扇売」の意味・読み・例文・類語
おうぎ‐うり あふぎ‥【扇売】
〘名〙
① =おうぎじがみうり(扇地紙売)《季・夏》
※七十一番職人歌合(1500頃か)一三番「あふぎは候。みんな一ぽん扇にて候。扇うり」
② 年玉用の扇を売り歩くこと。また、その者。江戸時代、元旦未明から触れ声高く売り歩いた。《季・新年》
※雑俳・柳多留‐一一(1776)「あふぎうりかけ取の気をよわくする」
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