所帯染・世帯染(読み)しょたいじみる

精選版 日本国語大辞典 「所帯染・世帯染」の意味・読み・例文・類語

しょたい‐じ・みる【所帯染・世帯染】

〘自マ上一〙 所帯になれる。所帯持ち特有の考え方をもったり、それらしい態度になる。また、所帯を持ったための落ち着きや苦労から、生活臭を帯びて、地味でふけてみえる。しょたいじむ。せたいじみる。
滑稽本浮世風呂(1809‐13)二「好男だと思ったのも其当坐はかりさ。世帯染(ショテヘジミ)てお見。毎日能顔もねへものだから」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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