戦戦(読み)センセン

デジタル大辞泉 「戦戦」の意味・読み・例文・類語

せん‐せん【戦戦】

[ト・タル][文][形動タリ]おそれおののくさま。おそれつつしむさま。
すでに―たる列国委員を、にらみ廻し」〈竜渓経国美談

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「戦戦」の意味・読み・例文・類語

せん‐せん【戦戦】

〘形動タリ〙 おそれおののくさま。おそれつつしむさま。→戦戦兢兢
読本英草紙(1749)五「次郎左衛門戦々(センセン)懼懼(くく)として」
※経国美談(1883‐84)〈矢野龍渓〉後「已に戦々たる列国の委員を睨み廻はし」 〔書経‐仲虺之誥〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「戦戦」の読み・字形・画数・意味

【戦戦】せんせん

おそれつつしむ。〔詩、小雅小宛惴惴(ずいずい)たる小心 谷に臨むが如く 戰戰兢兢として 冰を履(ふ)むが如し

字通「戦」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android