我勢・我精(読み)がせい

精選版 日本国語大辞典 「我勢・我精」の意味・読み・例文・類語

が‐せい【我勢・我精】

〘形動〙
骨身を惜しまずによく働くさま。勤勉なさま。
浄瑠璃・太平記忠臣講釈(1766)七「おりゑ様(さん)といふがせいな嫁御が控へてじゃ」
② 元気のよいさま。勝ち気なさま。意地っぱり。
※浄瑠璃・児源氏道中軍記(1744)二「心にがせいな気を持って」
青春(1905‐06)〈小栗風葉〉春「我勢(ガセイ)老母と並んで大人し過ぎるくらゐ控目に」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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