成田太郎(読み)なりた たろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「成田太郎」の解説

成田太郎 なりた-たろう

1829-1883 幕末-明治時代の武士
文政12年2月15日生まれ。備前岡山藩士。文久2年国事周旋方となる。元治(げんじ)元年禁門の変,慶応元年第1次幕長戦争に際し,藩主池田茂政(もちまさ)の意をうけて幕府・長州間の調停につくした。明治2年参政,権(ごんの)大参事。明治16年3月20日死去。55歳。名は元美(もとよし)。字(あざな)は美卿。号は秋佩(しゅうはい)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android