懸入(読み)かけいる

精選版 日本国語大辞典 「懸入」の意味・読み・例文・類語

かけ‐い・る【懸入】

〘他ラ下二〙 両端にかけ渡して入れる。管などを使って、水などを導き入れる。
太平記(14C後)六「南の山の奥より、地の底に樋を伏せ、城中へ水を懸入(カケい)るる歟」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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