懸仏・掛仏(読み)かけぼとけ

精選版 日本国語大辞典 「懸仏・掛仏」の意味・読み・例文・類語

かけ‐ぼとけ【懸仏・掛仏】

〘名〙 銅板鉄板に、仏像を鋳て、柱や壁などにかけて礼拝したもの。木彫鍍金などさまざまなものも現われ、仏像のほか種子(しゅじ)に代えたものなどもある。中世に最も盛んに行なわれた。→御正体(みしょうだい)

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