懐襟(読み)かいきん

精選版 日本国語大辞典 「懐襟」の意味・読み・例文・類語

かい‐きん クヮイ‥【懐襟】

〘名〙 ふところ。胸のあたり。また、胸中心中襟懐
実隆公記‐文明一七年(1485)六月一二日「晴、入夜雨降、雷鳴、当年炎旱暑熱超過于例年者也、聊一洗懐襟了」 〔周砥‐贈葉秀才〕

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普及版 字通 「懐襟」の読み・字形・画数・意味

【懐襟】かい(くわい)きん

こころ。明・周砥〔葉秀才に贈る〕詩 劍に仗(よ)つて此れより別る 秋風懷襟に滿つ

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