懐を肥やす(読み)フトコロヲコヤス

デジタル大辞泉 「懐を肥やす」の意味・読み・例文・類語

ふところや・す

不当の利益を得る。私腹を肥やす。懐を暖める。「裏取引口利きをして―・す」
[類語]もうける稼ぐ得る一稼ぎする商売する得する利する益する潤う潤す金になる受益一儲け丸儲けぼろ儲け金儲け営利荒稼ぎ一攫千金海老で鯛を釣る濡れ手で粟焼け太り甘い汁を吸ううまい汁を吸う私腹を肥やす私利を貪る・一山当てる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「懐を肥やす」の意味・読み・例文・類語

ふところ【懐】 を 肥(こ)やす

不当な利益を得る。不正な手段で私利をはかる。私腹を肥やす。
社会百面相(1902)〈内田魯庵〉失意政治家「偸安姑息の政治家共が己れの懐を肥(コヤ)すに汲々として」

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