一山当てる(読み)ひとやまあてる

精選版 日本国語大辞典 「一山当てる」の意味・読み・例文・類語

ひとやま【一山】=当(あ)てる[=上(あ)げる]

(「山」は鉱山の意) 万に一つをねらっておおもうけする。投機によってひともうけする。
※歌舞伎・富岡恋山開(1798)四幕「藤兵衛が寄越た羽織で一山(ヒトヤマ)あげようと思ったら」

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デジタル大辞泉 「一山当てる」の意味・読み・例文・類語

一山ひとやま・てる

《鉱山を掘り当てる意から》投機などで当てて大もうけする。「株で―・てる」
[類語]もうける稼ぐ得る一稼ぎする商売する得する利する益する潤う潤す金になる受益一儲け丸儲けぼろ儲け金儲け営利荒稼ぎ一攫千金海老で鯛を釣る濡れ手で粟焼け太り甘い汁を吸ううまい汁を吸う懐を肥やす私腹を肥やす私利を貪る・

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