慈悲深(読み)じひぶかい

精選版 日本国語大辞典 「慈悲深」の意味・読み・例文・類語

じひ‐ぶか・い【慈悲深】

〘形口〙 じひぶか・し 〘形ク〙 愛情をもって、人をあわれむ気持が深い。情け深い。
紫式部日記(1010頃か)消息文「しひふかうおはする仏だに、三ほうそしる罪はあさしとやは説いたまふなる」
浮世草子日本永代蔵(1688)五「すゑすゑの里人を憐、慈悲(ジヒ)ふかく、此人所の宝と」

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