愚臣(読み)グシン

デジタル大辞泉 「愚臣」の意味・読み・例文・類語

ぐ‐しん【愚臣】

[名]愚かな臣下
[代]一人称人代名詞。臣下が主君に対して自分自身をへりくだっていう語。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「愚臣」の意味・読み・例文・類語

ぐ‐しん【愚臣】

[1] 〘名〙 愚かな臣下。
聖徳太子伝暦(917頃か)上「三綱五常聖人難行。易九五云愚臣為害」
[2] 〘代名〙 臣下が君主に対して自分をへりくだっていう語。
玉葉‐承安二年(1172)一二月一三日「愚臣上卿之時、称下官之条、非思慮」 〔韓非子‐存韓〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「愚臣」の読み・字形・画数・意味

【愚臣】ぐしん

臣の自称

字通「愚」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報