意を得ず(読み)いをえず

精選版 日本国語大辞典 「意を得ず」の意味・読み・例文・類語

い【意】 を 得(え)=ず[=ぬ]

ある物事について、よく理解できない。わけがよくわからない。また、相手気持が理解できない。納得できない。
※看聞御記‐応永二四年(1417)正月二三日「陽明局密々語之。御隠密之条不其意
浮世草子傾城色三味線(1701)京「猩々のあしもとして大臣をいわへば、半さらに其意(イ)を得ず」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android