愁絶(読み)シュウゼツ

デジタル大辞泉 「愁絶」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐ぜつ〔シウ‐〕【愁絶】

悲しみに堪えないこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「愁絶」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐ぜつ シウ‥【愁絶】

〘名〙 はなはだしくつらく悲しいこと。悲しみにたえないこと。また、その悲しみ。
※蕉堅藁(1403)賦海棠寄西山故人「麗色佳詞古無具、春心愁絶浣花渓」 〔戴叔倫‐転応詞〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「愁絶」の読み・字形・画数・意味

【愁絶】しゆう(しう)ぜつ

ひどく愁える。唐・杜甫〔京より奉先県に赴くときの詠懐五百字〕詩 杜陵に布衣り 老大轉(うた)た拙なり ~沈飮して聊(いささ)か自ら(わす)れ 放歌して愁を破る

字通「愁」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android