愁然(読み)シュウゼン

デジタル大辞泉 「愁然」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐ぜん〔シウ‐〕【愁然】

[ト・タル][文][形動タリ]うれいに沈むさま。
「西に傾く日影を―と見送って苦悩に堪えぬ様であったが」〈独歩運命論者

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「愁然」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐ねん シウ‥【愁然】

〘形動タリ〙 (「ねん」は「然」の呉音) =しゅうぜん(愁然)
雑談集(1305)三「愁然(シウネン)として楽まず」

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