愁涙(読み)しゅうるい

精選版 日本国語大辞典 「愁涙」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐るい シウ‥【愁涙】

〘名〙 つらい悲しみのために流す涙。また、心をいためて泣くこと。
本朝麗藻(1010か)下・除名之後初復三品〈藤原有国〉「忽抛野服愁涙、更着朝衣老身
平家(13C前)一〇「観賢深く愁涙して〈略〉五体を地に投げ、発露啼泣し給ひしかば」 〔常建‐古意詩〕

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普及版 字通 「愁涙」の読み・字形・画数・意味

【愁涙】しゆうるい

悲涙

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