惜止(読み)おしみとむ

精選版 日本国語大辞典 「惜止」の意味・読み・例文・類語

おしみ‐と・む をしみ‥【惜止】

〘他マ下二〙 =おしみとどむ(惜止)
大和(947‐957頃)一〇九「からくしておしみとめたる命もてあふことをさへやまむとやする」

おしみ‐とど・む をしみ‥【惜止】

〘他マ下二〙 人との別れを惜しんでひきとめる。惜しみとむ。
源氏(1001‐14頃)関屋「命の限りあるものなれば、おしみとどむべき方なし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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