悲風惨雨(読み)ヒフウサンウ

デジタル大辞泉 「悲風惨雨」の意味・読み・例文・類語

ひふう‐さんう【悲風惨雨】

悲しみを誘う風とむごい雨。苦しみの多い人生生活をいう。
「―ならび至り、力なく光なく」〈独歩・わかれ〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「悲風惨雨」の意味・読み・例文・類語

ひふう‐さんう【悲風惨雨】

〘名〙 悲しみを催す風とむごい雨。人生または生活の悲惨なことをいう。
※わかれ(1898)〈国木田独歩〉「悲風惨雨(ヒフウサンウ)ならび至り力なく光なく」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android