息衝余(読み)いきづきあまる

精選版 日本国語大辞典 「息衝余」の意味・読み・例文・類語

いきづき‐あま・る【息衝余】

〘自ラ四〙 (いくら息をついてもつきたりない意) はげしく息をつく。嘆いても嘆ききれない。
万葉(8C後)一七・四〇一一「心には 火さへ燃えつつ 思ひ恋ひ 伊伎豆吉安麻利(イキヅキアマリ) けだしくも 逢ふ事ありやと」

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