恬静(読み)てんせい

精選版 日本国語大辞典 「恬静」の意味・読み・例文・類語

てん‐せい【恬静】

〘形動〙 安らかで静かなさま。落ち着いて騒がないさま。てんじょう。
※玉石志林(1861‐64)一「密霧冥濛、風力恬静にして、船を進むること難く」 〔晉書‐辛謐伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「恬静」の読み・字形・画数・意味

【恬静】てんせい

もの静かで無欲。〔後漢書逸民、法真伝〕學を好みて常家無く、外の圖典にじ、關西の大儒爲(た)り。弟子~陳留の等數百人。性、恬靜寡欲、人(じんかん)の事にはらず。

字通「恬」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android