恋の関(読み)こいのせき

精選版 日本国語大辞典 「恋の関」の意味・読み・例文・類語

こい【恋】 の=関(せき)[=関(せき)の戸(と)

互いに恋い慕う仲を隔て妨げること。また、そのもの。恋の柵(しがらみ)
浮世草子好色一代男(1682)七「是ぞ恋(コイ)の関(セキ)の戸(ト)を越て、武蔵野恋草所縁(ゆかり)、紫を染屋の、平吉かたにつきて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android