怫然(読み)フツゼン

デジタル大辞泉 「怫然」の意味・読み・例文・類語

ふつ‐ぜん【×怫然/×艴然】

[ト・タル][文][形動タリ]怒りが顔に出るさま。むっとするさま。
「男は―として起上った」〈魯庵破垣

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「怫然」の読み・字形・画数・意味

【怫然】ふつぜん

怒るさま。宋・胡銓高宗に上(たてまつ)る封事〕夫(そ)れ三尺子は至りて無知なるも、犬豕(けんし)を指(ゆびさ)して之れをして拜せしめば、則ち怫然として怒らん。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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