怨讐・怨讎(読み)おんしゅう

精選版 日本国語大辞典 「怨讐・怨讎」の意味・読み・例文・類語

おん‐しゅう ヲンシウ【怨讐・怨讎】

〘名〙 かたきとして恨むこと。あだ。うらみ。えんしゅう。
※梵舜本沙石集(1283)五本「勝負浄論して、或は瞋恚を起し、或怨讎をむすし」
太平記(14C後)二七「是れより天下大いに乱れて、父子・兄弟怨讎(ヲンシウ)を結び」 〔春秋左伝‐僖公二八年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android