怨声(読み)エンセイ

デジタル大辞泉 「怨声」の意味・読み・例文・類語

えん‐せい〔ヱン‐〕【怨声】

うらみのこもった声。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「怨声」の意味・読み・例文・類語

えん‐せい ヱン‥【怨声】

〘名〙 うらむ気持をこめた声。うらみを表わす声。
※五音曲条々(1429‐41頃)「秋暮のなさけを見せて色にそみ、露置きならふ装ひ、恋慕怨声のおもひに通ず」 〔袁宏‐三国名臣序賛〕

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普及版 字通 「怨声」の読み・字形・画数・意味

【怨声】えん(ゑん)せい

うらむ声。〔後漢書、何敞伝〕獄を擧ぐるにんで、春秋の義を以て之れを斷ず。是(ここ)を以て郡中怨聲無く、百姓其の恩禮にす。

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