思存分(読み)おもうぞんぶん

精選版 日本国語大辞典 「思存分」の意味・読み・例文・類語

おもう‐ぞんぶん おもふ‥【思存分】

〘副〙 (「に」「の」を伴う場合もある) 期待したことの可能な限り。思うまま。満足のいくまで。十分に。おもいぞんぶん。
咄本・八行整版本昨日は今日の物語(1624‐34頃)「道に黄金がおびたたしく落ちて御座候ほどに〈略〉おもふぞんぶんにひろひ申、帰る所へ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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