思内にあれば色外に現わる(読み)おもいうちにあればいろそとにあらわる

精選版 日本国語大辞典 の解説

おもい【思】 内(うち)にあれば色(いろ)(そと・ほか)に現(あら)わる

(「大学」の「此謂於中、形於外」から) 心の中に思っていることがあると、それが自然に顔色動作に現われる。
謡曲松風(1423頃)「げにや思ひ内にあれば、色ほかに現はれさむらふぞや」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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