思の余り(読み)おもいのあまり

精選版 日本国語大辞典 「思の余り」の意味・読み・例文・類語

おもい【思】 の 余(あま)

悲しみや思慕の気持がつのってどうしようもないさま。
今昔(1120頃か)一〇「天皇も王照君を恋ひ悲び給て、思ひの余りに、彼(かの)王照君が居たりける所に行て見給ければ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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