デジタル大辞泉
「忙忙」の意味・読み・例文・類語
せわ‐せわ〔せはせは〕【▽忙▽忙】
[副]せわしくて落ち着かないさま。せかせか。
「―言ふより言はぬ身を恥ぢ入らせうと思うて」〈浄・冥途の飛脚〉
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せわせわ‐し・い せはせは‥【忙忙】
〘形口〙 せはせは
し 〘形シク〙 (「せわぜわしい」とも)
① しなければならないことが多く重なって、きわめていそがしい。非常にせわしい。また、せきたてられるような感じである。
※中華若木詩抄(1520頃)上「昼は蝉もせはせはしく、かしましく鳴くものなるが」
② せせこましくてうるさい。こせこせしてわずらわしい。不愉快である。
※玉塵抄(1563)三九「せばい所にいればつまって不便にせわせわしいぞ」
せわせわし‐さ
〘名〙
せわ‐せわ せはせは【忙忙】
〘副〙 (「せわしい」の
語幹を重ねたもの) あわただしいさま、心の落ち着かないさまを表わす語。
※歌謡・閑吟集(1518)「なにをおしやるぞせはせはと」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「忙忙」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報