精選版 日本国語大辞典 「忍歩」の意味・読み・例文・類語
しのび‐あり・く【忍歩】
〘自カ四〙 人目を避けて出歩く。身分の高い人などが、他人に知られないように、こっそりと動きまわる。微行(びこう)する。
しのび‐ありき【忍歩】
〘名〙 =しのびあるき(忍歩)
※伊勢物語(10C前)五〇「あだくらべかたみにしけるをとこ女の、しのひありきしけることなるべし」
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