忍基(読み)にんき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「忍基」の解説

忍基 にんき

?-? 奈良時代の僧。
天平勝宝(てんぴょうしょうほう)6年(754)東大寺戒壇院で鑑真(がんじん)の戒をうける。大安寺において鑑真の弟子思託(したく)から律宗諸書をまなび,天平宝字(ほうじ)3年東大寺唐院でこれらを講義した。7年(763)夢で鑑真の死を予見,その影像を弟子とともにつくったという。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android