心癖(読み)ココログセ

デジタル大辞泉 「心癖」の意味・読み・例文・類語

こころ‐ぐせ【心癖】

生まれながらの性癖
「今さらに人の―もこそとおぼしながら」〈真木柱

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「心癖」の意味・読み・例文・類語

こころ‐ぐせ【心癖】

〘名〙 生まれつきの癖。性癖。習性
源氏(1001‐14頃)蛍「なほさる御心くせなれば、中宮なども、いとうるはしくやは思ひ聞え給へる」
※苔の衣(1271頃)一「ただあはれにらうたきさまにて、御こころくせもなく、らうらうしくうち語らひて過し給ふに」

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