心楽(読み)こころたのしい

精選版 日本国語大辞典 「心楽」の意味・読み・例文・類語

こころ‐たのし・い【心楽】

〘形口〙 こころたのし 〘形シク〙 (「こころだのしい」とも) 気分がなごやかである。楽しい気持である。愉快である。
※或る死,或る生(1939)〈保高徳蔵〉五「だが、多忙な中にも、彼は心愉(タノ)しいものがあった」

こころ‐だのしみ【心楽】

〘名〙 (形動) 心に楽しく思うこと。何かと気持がなごむこと。また、そのさま。
滑稽本浮世風呂(1809‐13)二「女の子が心楽(ココロダノシ)みで能(よ)うございますよ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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