心易(読み)しんえき

精選版 日本国語大辞典 「心易」の意味・読み・例文・類語

しん‐えき【心易】

〘名〙 易占の一つ。宋の邵康節(しょうこうせつ)に始まる。筮(ぜい)竹を用いないで、任意の物の数、たとえば、ある文字筆画の数・生年月日の合計数などによって卦爻(けこう)を定めるもの。
上井覚兼日記‐天正一四年(1586)七月二〇日「心易にて卜候て見申候」

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